明けぶろぐ。

書きたいことを好きなように書き散らかしています。

5/9。あけみです。

【サブタイトル:真夜中乙女戦争】

5月9日。あけみです。

こんばんは。皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は、部屋を少し片付けてから読書をしていました。

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『真夜中乙女戦争』、やっと読破しました…!(5月6日のブログ参照)ハードカバーは持ち歩きにくいから大学に持っていこうってなれなくて、気づいたら完全に放置されていました。ちなみにこの本、2018年の4月末に発売されていたんですが、読破に2年かかりましたね。どんだけ放置するねん。

どんな話かはめちゃくちゃ説明しにくいので、一言で言います。日常と東京が破壊される話です。意味わかんないでしょ。私もわからん。
一節だけ引用しますね

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友情は離れてからが本番だし、
恋愛は好きとか嫌いとか超えてからが本番で、
危ない恋愛は誰にも言えなくなってからが本番だとすれば、
おそらく結婚は愛しているけどもう好きじゃなくなってからが本番だろうし、
ソーシャルメディアはうんざりしてからが本番、
仕事は何のためにわってるか分からなくなってからが本番、
だなんて言い続けていると、心が死んでしまうから、適宜サボることも大事だということ。
そして何より、死にたくなってからが人生は本番なのだということ。

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私のお気に入りの一節。希望とかハッピーとかは程遠くって、どちらかというと絶望。お前こんなん読むん?意外やね〜って言われそうなレベル。興味ある人言うて貰えたら、貸します٩( 'ω' )و (現状が落ち着いて、会えるようになってからやけどね)

放置する前にだいたい半分くらいは読んだんやけど、初めて読む部分からが最高に面白くて、でも最高にくだらないと思いました。物語が始まるのは間違いなく後半から。8章からかなぁと思います。ただ、辿り着くまでが長かったししんどかった(笑)
たぶん、主人公と自分があまりにかけ離れすぎていたから?かなと推測してます。

あと私の中にあるのは、舞台の半分くらいが大学で、私はもう社会人で、大学を卒業した目線でしか大学の世界を見ることができなくて、なんでこれ大学生の間に読み切らんかったんかなぁという後悔です。学生の時に読めばよかった。
大学生の、この本を買った頃の今よりも随分と絶望していたあの時の、今よりも幾分か主人公に共感できる頃の私で、この本を読めばよかったなぁとも思いました。絶望とか病みとか夜眠れないとかいうあの時にもっと真面目に読んでおけばよかったと思うけれど、おそらく私はそんなメンタルではこの本は読めない笑

ラストをちゃんと理解出来たかというと理解しきれていないので、いつかもう一度読み直しです。しばらくは他の読みたい本を読んで、また帰ってこよう。

この本の作者はTwitter上の有名な方なんですけど、この人の各文章、というかこの人の暴力的な美しさっていう言葉が好きです。私のものの書き方がなんとなく影響されているような気もするし、考え方も少し影響されているような気もする。私のごく一部分(?)が狂っているのの原因の5%くらいはこれって言うてもいいかもしれないけれど、どっかから怒られそうなので黙っておきます。

狂ってる、って何が、どこが、って思うけれど私もわからん笑 過去の方が間違いなく尖ってて狂ってた。今はだいぶ落ち着いたと思ってる。考え方の一部は間違いなく狂ってるけど。狂ってる部分も好きだよって言うてくれる人を大事にするわ。

以上、あけの読書感想文でした。

それでは今日はこの辺で
明日も『いのちだいじに』でいきましょう

文章を書く時って、読んだ本の影響をモロに受けるんやね、今日ブログ書いてて思った。